全員営業のポイント 第201話 『縮小し続ける市場で、勝つ営業戦略』

節目の200号に続き、今号まで趣向を変えて、
読み物としても楽しめる内容をお伝えします。

例えば、刀剣の市場というものがあります。
間違いなく、大多数の会社と人々には縁のない特殊な市場です。

しかし、戦国~近世に造られた刀に限らず、
平成でも刀匠は、数十人も存在しているのです。

個人売買は一般的でななくとも、一振り
120万~1000万円相当という値付けがされています。

 

【閑話休題】
戦国時代において、刀剣は本来、戦場で相手を
倒すためのものではない。お互いに鎧を着て、
斬り合う距離で相対しては、こちらも命がけとなる。

ゆえに、刀剣は、相手の首を斬る際や、
敗戦の将が逃走資金として使うか、戦場などで、
金銭の代わりに、その場で恩賞として授けるなど
の使われ方をしていた。

織田信長の台頭までの戦場の死傷者は、
弓70%、投石20%、他の武器10%とも言われる。

(実際に、刀で人を撫で斬りにしたなどは、
足利義輝や北畠具教など少数である…俗説もあり)

その後、鎧を着ない江戸時代の中期以降は、
武器によっては日常携行の禁止令も出たため、
武士の象徴や工芸品として刀が珍重されるようになった。

そして、戦場で使用する武具としてではなく、
工芸品や珍重品となることで、より高額マーケット
となることができたともいえる。

 

【話を戻すと…】

昨今、廃業や倒産が珍しくない業種もあるため、
うちの業界は、本当に厳しいと思うこともあるでしょう。

しかし、刀剣業界と、自社の業界を比較すれば、
どちらが、より一般的であり、現在に適合している
市場と言えるでしょうか?

 

いつの世も、あなたの商品・サービスを求める
お客様が存在する限り、地域および日本全体では、
その業種や会社は存在し続けるのです。

今後10年で、自社の属する市場の更なる縮小
を実感する経営者が、意識するとよい戦略があります。

それは、「生き残り戦略」です…同業他社の多く
が衰退しても、続けてさえいれば、時代が一回り
した結果、利益が上がることは意外とあるのです。

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