今週の全員営業(R)のポイント 第13話: いくら悩んでも売上は一円も増えない!

130612いくら悩んでも売上は1円も増えない
先日ある人から相談を受けました。

営業の経験がないから、どうやればいいかわからなくて
悩んでいる・・・といった相談でした。

営業という言葉は、あまりに幅広い意味で語られるので
何から手をつければいいのか、何が正しいやり方なのか
わかりづらいのも事実です。

そんな時ほど、本質に立ち返り、シンプルに考えることが
必要です。本日のテーマは、それを端的に表わしたものです。

どんな商品やサービスでも、勝手に羽や足がはえて、自分から
お客様のところに行く訳ではありません。

また、お客様は、法人・個人問わず、事前にチラシやカタログを
見るなり、聴くなり、調べるなり、してから購入決定します。

営業現場の詳細は、各社個別になるため、コンサルティング領域
になりますが、営業マンの成果については、少々の能力差なら、
圧倒的な行動量がある方が上にいきます。

マジメな営業初心者によくありがちなのが、次の2点です。
最初から全て上手くいこうとしたり、失敗を極度に恐れてしまう
があまりに・・・
①行動量が極端に少なくなる/②悩んで時間をムダに過ごす。

悩めば悩むほど売上が上がるならいいのですが、いくら悩んでも
売上は一円も増えません
し、どんなトップ営業でも最初から凄かった
わけではありません。

先ずは、相手に失礼や不快感を与えないようにすることだけ意識して
どんどん小さな失敗を積み重ねればいいのです。

営業というと、仕事であり、お金がからむので、何か特別な事に
考えがちですが、結局は、人対人のコミュニケーションの一種です。

お客様は、商品・サービスを、必ず何らかの形で接点のある人から
買うし、頭の中に知識としてあるものから選びます。

『 営業マンが、お客様と会うと案件が増えるし、
  お客様と話したことがある商品だけが売れていく 』所以です。

営業が樂できる妙手や、手っ取り早い方法や、流行の方法を探した
ところで見つかりませんし、所詮は、手練手管です。

営業の本質からブレルことのない王道ともいえる方法だけが、
一過性ではない継続的な長儲け(R)へとつながっていくのです。