全員営業のポイント 第60話 『 営業組織としての現場力UP 』

140610営業組織の現場力UP

先日、名前をいえば誰もが知っている
有名な会社に資料請求をした時のことです。

WEBで完結するので便利と思っていたら・・・

何度やっても、郵便番号と住所の
自動入力処理がはねられて、うまく
いかず、そこから手続きが進みません。

パソコンを再起動したり、手入力など
色々試しましたがうまくいきません。
仕方なく問合せサポートの窓口に、
電話しました。

事情を話して、資料の郵送をお願い
したところ、最初に返ってきた返事が・・・

 

『よくあることなので、もう一度
入力を試してください。』

一瞬、耳を疑いました!

数回やってもダメだから電話で
資料請求している・・・と言うと、

『時間や日をおいて何度かやると、
うまくいくときがあります。』

再び、耳を疑いました(笑)

 

最終、資料を送ってくれる話に
なりましたが、もし他の会社で
代替可能なら(無いので已むなし)
今すぐ鞍替えしたいところです。

問合せサポートという職種は、
営業専門の部署以上に、トラブルや
理不尽なことが多いのかもしれません。

そのような場合、判断が性悪説に
流れ、トラブル回避やルール順守を
重視するのも理解できます。

あるいは、同じ問合せが毎日続いて、
現場の担当者が、いいかげんにしろ
と思っているのかもしれません。

ただ、どのような事情があっても
見込客にとって、それは会社の都合
でしかないのです。

客観的に見て、今回のような現場の
対応では、他に競合があれば、大半
の見込客をなくしかねません。

しかし、この話の最重要ポイントは
”窓口の担当者の対応が酷い”という
表面的なことではありません。

 

お客様にも、会社にも不便な現場の
状況がわかっていながら、それを
会社は改善しようとせず、お客様を
その不便にあわせて済まそうとする
企業体質です!。

いくら何でも、うちの会社はそこまで
ひどくないよと、本コラムを見ている
あなたは思われることでしょう。

しかし、営業の現場も、お客様も
不便に感じているのをわかりながら、
それを長期に渡り放置していることが、
もしあるとしたら、その件においては
根っこの考え方が、この話と似ている
と言えるかもしれません

さて、あなたの会社で長年話合われて
いながら、何も変わろうとすらしない
営業現場の課題はありますでしょうか?

※補足:仮に検討して、今すぐに改善
できないという結果は、一見放置と同じ
ですが、根っこの意識と経営判断の上
からは、似て非なるものといえます。

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