全員営業のポイント 第90話『 新しい人が育つ営業組織 』

150113人が育つ営業組織

全員営業では、単に売上が上がる営業組織を
構築するだけではなく、私独自の考え方である
※長儲けR「一過性の業績向上ではなく、会社が
10年単位で見れば右肩上がりで成長し、次世代
へもその強さが継承される状態」を目指しています。

そのためには、いま会社にいる人だけでなく、
これから入社してくる人も戦力に育つ営業組織
かどうかが、長期的には試金石となります。

 

かくいう私自身は、過去、会社員だった頃、
営業のやり方を一切指導しない上司にあたり、
止むを得ず先輩に営業同行やアドバイスを求め
ても、「辻くんもライバルだから」と断られる
といった恵まれたものでした。

それどころか、転職後は上司すらいない状態で
予算も無く新規の営業部門を立ち上げざるを
えないという「名ばかり管理職でもいてほしい」
と思った事が何度もある更に恵まれた環境に
陥りました。

その結果として、全員営業のメソッドの一つに
は、私と同じような境遇、いわゆる会社や上司
に頼らずとも、新規営業で売上が上がるノウハウ
を体系化することができたのですが・・・

しかし、そういった上司に頼らない営業組織
よりも、会社や上司と連携して動く営業組織の
方が、間違いなく会社のメリットは多くなります。

 

少し考えてもみてください。プロ野球のように、
何十人か何百人の関係者が一人を数年追いかけて
採用するような業界でも、必ずしも採用時点で最優秀
と考えるドラフト第一指名が育つとは限らないのです。

例えば、イチローも金本も、ドラフト指名は4位、
古くは、落合博満3位、前田(広島)4位、
掛布(阪神)6位、西本(巨人)ドラフト外・・・ほか多数

ゆえに、全員営業を導入して業績が伸び続ける
会社の経営者は、上司に依存しなくても育つ
ノウハウがあるんだから自分で勝手に育って
いけ、とは考えたりしません。

 

一人でも勝手に育つノウハウと仕組みがある
ならば、会社が適切に関われば、より早期にかつ
強く育つと考え、採用×育成×営業の仕組み
三位一体で営業組織を走らそうとします。

 

そして、その初期段階では鉄は熱いうちに打てと、
言われるように、入社直後~90日間という会社や
業界に染まっていない時期にどう関わるかが、最も
重要となります。

表現はともかく、新人が、会社や仕事ってこんな
ものかと舐めだすか、もっと自分を高めるために
頑張ろうと意識するかが、この段階で芽生えるからです。

さて、あなたの会社では、採用した人と、入社後に
どう会社や組織が関わるかの体制と仕組みは整って
いますでしょうか?
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