全員営業のポイント 139話
長儲けする会社の一流と三流の違い
![160216長儲けする会社の一流と三流の違い](https://www.tsujikeiei.jp/wp/wp-content/uploads/95bda2c84d1d17d70fd977d08ddcc708-584x438.jpg)
弊社の指導先は、製造業も多いため、5S・7Sは、
コンサルティング現場で必ず出てくる話です。
コンサルタントの中には、掃除をすれば業績が上がる
かの如く話す人もいますが、もし、それが真実ならば、
他人の会社まで掃除するダスキンが日本で最も業績が
良いはずです。
掃除や5S・7S関連は、生産性や利益にはつながっても、
売上UPはまた別の話です。
まともに考えれば判ることでも、会社の経営に真摯に
向き合っていると、時に惑わされることがあります。
しかし、そういった考え方の根底には、どうすれば
会社の業績が上がるかはあっても、お客様からの
視点が欠如しがちです。
批判を恐れず言えば、こと法人営業では、人としての
情理よりも、資本の論理が優先されます。その冷徹さ
ゆえ、その会社が持つ理念や技術力より、取引すれば
メリットがあるかどうかに帰結します。
ゆえに、経営者が最も意識すべきことは、自分の会社
が競合会社よりも、お客様の役に立つかどうかです。
直接、お客様の矢面に立つのは営業部門だからと、
その強化だけいそしんでいると、一流の見込客には
足元を見られる時があります。
それは、形だけの敬語やマナーのように新入社員
でも身につけられる表層スキルではなく、経営上の
深い本質と組織風土の違いに出てきます。
「門前の小僧 習わぬ経を読む」ということわざが
あるように、古来、その組織の真の強さは、自然な
状態の見取り稽古に表われます。
骨太な長儲けの経営を行う会社は、すべての部門・
すべての社員が、自社の寄って立つ軸と、お客様に
直接関わることに関心を持つものなのです。
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